猫の絵/私はなぜ描くのか?

猫の形。 柔らかいところ硬いところ。 

柔軟な姿はいつ見ても美しい。

猫を描きながら、 何故私は絵を描き続けるのか?

何を伝えたいのか、 自分に問い続ける。

真っ直ぐにこちらを見つめる眼差し。 猫の目を見ていると、気持ちが透明に、澄んでいく。

車の下の猫。

スッと街に馴染む姿。 野生的に都会に馴染む。

猫の生き様を学びたい。


何故猫を描くのか。

かわいいから、美しいから、たくましいから。

その変化する姿は、観ても観ても見飽きず、

描けば描くほど、その素晴らしさを描くことができない事に気がつく。

描いても描いても近づけない。


描くことは理想を学び続けること。

私にとって描くとは、理想に近づくための手段。

感動を描き、描き確認し感動を深め伝えるを繰り返す。


自分の中の何かが、濃く、深くなって行く。

描くことが楽しくて、うれしくてしょうがない。


このエネルギーは、

生きる、描くエネルギーはどこから来るのだろうか。

描きながら、そのエネルギーが、世界に溢れている事に気がつく。

猫の中に、蓮の花の中に、空に、街に。


どこまでも行きたいと思いながら、どこから来たのかとも思う。

描きながら探し、問い続ける。

2023-08-14 | Posted in blogNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment