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蛇 乙巳 令和7年
明けましておめでとうございます。
この一年が皆様にとって
素晴らしい一年でありますように。
令和7年、乙巳の年。蛇の年です。
自分で自分の尻尾を加える蛇。
自分でしたことが自分に返ってくる。
これまで積み重ねてきたことを、一つ一つ確実に形にしていく年にしたいと思っています。
いつも新鮮な気持ちで、悠々と、笑顔で楽しく歩んでいける一年に。
絵を観て下さる方、応援してくださる方、皆様のおかげで描くエネルギーが満ちてきてます。 成熟に向けて、更に、日々学びながら精進していきたいです。
今年は、2月の福岡での個展にはじまり、6月には銀座でグループ展に参加し、名古屋や久留米でも展示を予定しております。 また改めて、ご案内させていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
maruu絵画展「光る花を咲かせたい」9/14~10/20
maruu絵画展 「光る花を咲かせたい」
開催期間: 2024年9月14日(土)~10月20日(日) 10:00~18:00 ※水曜休館
展示場所: トーヨーキッチンスタイル福岡ショールーム
福岡市中央区薬院4丁目15−26
TEL: 092-534-1040
入場無料
https://toyokitchen.co.jp/showroom/fukuoka/Fukuoka-Showroom
光り輝く福岡の花と街をテーマに、maruuの作品を展示します。
今年7月、福岡市役所の会見室と特別応接室に展示された、福岡城址の蓮の花を描いた作品をはじめ、浄水通りの風景や福岡の花々を描いた作品など、約100点が揃います。
maruuの集大成として、色鮮やかな2mの大作から小品まで、幅広い作品が展示されます。
大胆かつ繊細な筆使いで描かれた、大きな山から小さな猫まで、多彩な世界をお楽しみください。
今年90周年を迎えるトーヨーキッチンスタイル。閑静な住宅街、浄水通りの一角に佇む福岡ショールームの2フロアにわたる広い展示スペースに並ぶ作品と、最高品質の素材と先端技術を取り入れたキッチンや洗練された家具や照明、美しいモザイクタイルの壁とともに、絵画作品とインテリアが引き立て合う空間全体をじっくりとご堪能ください。
一枚でも心に残る作品が見つかりますように。ぜひ、絵を観て感じてください。
作家在廊日: 日曜・木曜(在廊中に「今日の浄水通り」を描きます)
画家 maruu(まるう)
福岡市在住。玉川大学文学部芸術学科卒業。2001年より福岡市を拠点に活動。
四季折々の風景や身近な動植物をアクリル絵の具や色鉛筆、墨などで繊細に描く。
生きとし生けるものの日々の営み、その一瞬を生き生きと描くことで、命の本質や神秘性を解き明かそうとしている。
2021年「Fukuoka Wall Art Project」入賞。
2024年7月、福岡市役所会見室と特別御応接室にて 今月のアートとして「縁起」「蓮の音」が1ヶ月展示、市長による定例会見にて紹介される。
福岡市 「7月のアート」に選出/市長から会見で発表されました
福岡市「Fukuoka Art Next」の今月のアートとして
市長会見の中で発表して頂きました。
福岡チャンネル (YouTube)↓
https://www.youtube.com/live/fgVO_s-Qd48
※8分頃より作品の紹介を紹介して頂いてます。
市長のお言葉です。↓
「7月はmaruuさんの作品をご紹介したいと思います。
maruuさんは福岡市在住のアーティストでございまして、
Fukuoka Wall Art Project 2021年入賞されているわけですが、
ご紹介する作品は
「蓮の音」
よく例えとして、蓮は開く時に音がポンとなるという風にも言われておりますけれども、
なんとなくこう見ると、ポンポン ポンポンとリズムを奏でているようなそういった風にも見える訳ですけれどもね。
キラキラとした水面に咲く、蓮のよろこびの声が こう聞こえてきそうなイメージで作って、作者もこの「蓮の音」というタイトルをつけたと言うことでございまして、
このmaruuさんの作品はこの記者会見場それから、特別応接室に今月飾るということでございますので、注目いただければという風に思います。」
ご紹介頂き、有難うございました。
「蓮のよろこびの声が こう聞こえてきそうな」
と言って頂き、とてもうれしいです!
福岡市役所 会見室展示作品
「蓮の音」
福岡城址、お濠の蓮を描きました。
【画材】アクリル Acrylic Paint
【素材】キャンバス
【額】530×727mm
福岡市役所 特別応接室 展示作品
「蓮の夢ー八変幻ー」
【画材】アクリル Acrylic Paint
【素材】キャンバス
【額】730×2000mm
(展示作品作品は、トーヨーキッチンスタイル 福岡ショールーム
2024年9月21日〜10月20日で開催する個展にて覧いただけます。)
福岡に移り住み、23年目。
この地で絵を描き 生活する幸せを実感しながら、
福岡の街の、花の素晴らしさを描き、
これからも伝えて行きたいと思ってます。
福岡市役所ー会見室ーに展示して頂きます/「蓮の音」
「蓮の音」
福岡市役所の会見室に 展示され、「Fukuoka Art Next」今月のアートとして、7月10日の定例会見で作品の紹介して頂きます。 会見の様子は新聞、テレビなどの報道の他、公式チャンネルなどでも配信予定です。
「蓮の夢ー八変幻ー」は応接室に展示されます。
作品の選考、集荷作業から展示まで福岡市美術館の皆様に大変お世話になりました。
有り難うございます。
このような機会を頂き、大変うれしく、 これからの制作活動の励みとなります。
制作活動を続け、
目に映る世界の光と色は、
日に日に輝きを増し、
感動は深まるばかりです。
美しさを、楽しく、うれしく、描きながら、
沢山の方々と共鳴して行きたいです。
これからもよろしくお願い致します。
「蓮の音」
【画材】アクリル Acrylic Paint
【素材】キャンバス
【額】530×727mm
「Fukuoka Art Next」ついて
福岡市は、彩りにあふれたアートのまちを目指して、暮らしのなかで 身近にアートに触れる機会を増やし、アーティストの成長支援に取り組 む「Fukuoka Art Next」を推進してます。
「Fukuoka Art Next」特設サイト↓
https://fukuoka-art-next.jp/
(こちらの作品は、トーヨーキッチンスタイル 福岡ショールーム(2024年9月21日〜10月20日)で開催する個展にて覧いただけます。)
「蓮の音」
広がりながら成長する蓮は
人々がよろこび合う姿のよう
強い香りを放ち
密度を上げながら広がっていく
満ち溢れたエネルギーが
音となり 心に響いてきた
静かな静かな美しさ
感動は深まりながら
先へ先へと導かれる
※展示予定だった「縁起」は、水流の表現に問題があり「蓮の音」に変更となりました。雨の多い季節です。福岡市の会見の背景になる作品なので、このようなこともあるかと思いました。「縁起」も、また別の機会に活躍させて頂きます。
福岡市役所ー特別応接室ーに展示して頂きます/「蓮の夢」八変幻
来月、2024年7月、福岡市役所会見室と特別御応接室に、
「蓮の夢」八変幻
【画材】アクリル Acrylic Paint
【素材】キャンバス
【額】730×2000
(こちらの作品は、トーヨーキッチンスタイル 福岡ショールーム(2024年9月21日〜10月20日)で開催する個展にて覧いただけます。)
おかげさまで、感動しながら50年間、ただただ絵を描き続けてまいりました。
絵を描く環境や応援してくださる皆様に、
大変恵まれてきたことを実感する今日この頃です。
ご縁があった全ての方々や出会えた物事に対して恩返しをさせて頂く気持ちで、
更に精進して参ります。
これからもよろしくお願い申し上げます。
2021年アクロス福岡 展示風景
ー「蓮の夢」八変幻ー
伝えたいのは
色と線が作り出す
美しく爽やかな
音とリズム
気持ち良く
音とリズムを感じながら
蓮は夢を見続ける
小満ー鈴蘭ー/凛々しく 慎ましく
香りで存在をおしえてくれる。
小さく丸く、
白くて光る特別な花。
幼い頃、実家の庭に、
鈴蘭が咲いていた。
母が大切に育てている、
その後ろ姿を見て、
咲くのがとても楽しみだった。
あのワクワクは忘れない。
いっせいに蕾が膨らみ、
いっせいに咲く。
凛々しく 慎ましく。
「うわー」
感動した、あの時の気持ちを
描きなら、何度も再生する。
鈴蘭の香りが、
絵を観て下さる方に届きますように。
旅立つ絵/時間と空間を超えて花が咲く
時間と空間を超えて、
新しい場所で花が咲く。
お部屋に迎えて頂いた作品を撮影して下さいました。
飾って頂いた姿がとてもうれしいです。
有難うございます。
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「藤 花ー心の動き」2014年
227×158mm アクリル キャンバス
昨日、お届けした「藤」の絵。
日々の生活の中で、観て感じて頂ける。
そのことが、とにかくうれしいです。
キャンバスにアクリル絵の具で描いた藤の花。
金の背景を何度も塗り重ね、
風に揺れる藤の花を描きました。
実は こんなに大きな藤の木の一輪。
福岡、浄水通りの取材をしながら歩いていたら、
「あそこに、すごい藤の木があるのよ。」とご婦人におしえて頂いた。
“浄水緑地公園”
藤藤の木が、樹々を覆う。
道の向こうから撮っても、全体を撮影できないぐらい大きい。
近くにいったら、大きな蜂が沢山。
ブンブンという音の中で、おびえながら写真を撮ったのが懐かしい。
あの大きさ、あの香り、
集まる蜂の羽の音
晴れた日の、蒸し暑さ。
陽射しの強さ。
全ての世界を感じながら描いた藤の花。
時間と空間を超えて、
新しい場所で、
藤の花が活躍しますように。
伝えるよろこび 伝わるよろこび
皆様の言葉にならない大切な「思い」の象徴となるように、
一枚一枚、心がけて描いております。
画家として心がけている事。
その思いが通じる出来事がありました。
この絵を
「家の玄関(家の顔に)」そう言ってくださる方が‥。
「縁起」
318×410mm(F6号2枚)
アクリル/キャンバス
新居に飾りたいということで、ご連絡を頂きました。
「沢山の友人を招いて、そこから新たな縁が起こる」
新しい生活のテーマにぴったりと言って下さり、
うれしくてたまらないです。
「縁起」は希望と願の絵。
良い事も悪いことも、全てを縁として、エネルギーを力にして、蓮が成長し続ける姿です。
そして、この絵もリビングに飾って頂けるとの事。
「蓮の音一」
410×1272×3mm(F6号4枚)
アクリル/キャンバス
「幸せを感じるから」
選んで下さった理由に、涙が出そうになりました。
私が聞いた蓮の音、調和し、響き合う世界。
感じた幸せが通じました。
改めて絵を描く意味、理由、責任、
何よりも伝えるよろこび、伝わるよろこびを実感し震えてます。
有り難うございます。
山と空と 人の光
引っ越しをした。
毎日違う山と空の表情はいくら見ても見飽きない。
風の強い日は、
雲が山にぶつかり、
素早く動きを変え、姿を変える。
山は大きい。
そして、空は、とても広い。
その実感は、
日に日に強く、大きくなる。
暮れ行く空に、
山のシルエットが浮かぶ。
真っ暗になると、
並ぶ建物の灯りがはっきりと並んで浮かぶ。
人の気配。
ふと、小さな小さな新しい光がひとつ。
生活の灯り。
灯りの中の、人を思う。
「お帰りなさい。今日もお疲れ様でした。」
人の中の心。
その中の光。
明るく穏やかでありますように。
「渡る」/福岡市美術展 入選
どこからどこへ 「渡る」 1000×1000 アクリル 木製パネル 2021
福岡市美術館にて、明日から展示されます。
第55回福岡市美術展
3月26日(火)〜3月31日(日)
福岡市美術館
開館時間 午前9時30分~午後5時30分(入館は5時まで)
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象が川を渡る ゆっくりと
向こう岸へ 明るい方へ
一歩一歩 堂々と
前から 横から
流れが波がやってくる
大きい象 小さい象
波紋がいくつも広がって行く
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混沌とする世の中、
「この先どうなるのだろうか」
この絵を描いた時期は、コロナ禍の真っ只中で、
みんな不安そうに過ごしていた。
苦しいけれど前へ、明るい未来を思って欲しい。
そう願いながら描いた絵。
「渡る」
向こう側に明るい世界があると信じて渡る。
先ず自分が 向こう岸の素晴らしい世界を 理想を
本気で信じ続けよう。