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宇宙の「う」/自分らしい表現方法

まるう、の「う」。
宇宙のう。
2.5cmの石のハンコ。
細い線を彫るのがどんどん楽しくなって、
新しい印刀を使ったら、とても彫りやすい!!
楽しくて、
ついつい何時間も彫り続けてしまい、
腕が痛くなり、整体へ。
熱中すると時間を忘れるのは、
良くないところでもあり、
私の個性でもある。
50歳を過ぎると、
無理は体に出る。
個性が体の不調として出る。
無理をせず、続けるための工夫を、
これからは、しっかりとしないといけない。
1cmの「う」。
プラモデル用の拡大鏡を装着しての作業。

線を細くする前の状態。
微妙な線にこだわって彫っていく。

10月の書道展の作品のために作りはじめた落款。
石のハンコも完成。
作品に押す。
緊張の瞬間。
全作品に押し終えて、ひと段落。
2月から熱中していた、書道から、
絵の制作に比重を変える。
書道の線を活かした絵を描く。
描いた絵の発表の方法も試行錯誤。
パソコンやiPadに向き合いながら、勉強中。
焦らず、ひとつひとつ。
私が感じた宇宙を、
自分らしい表現方法を見つけていきたい。
落款印/応用と融通

単純な線の個性。
石のハンコを作った。
まるうの「う」。
思った通りにならなくても、
なんか味がでるのが、
石のハンコの良さ。
石の個性が助けてくれる。
落款印は自由な形で「作者」を表現する。
もっと自由に、色々な方法を楽しんでいきたい。
丸の字をデザイン。
1㎝と2㎝、朱文と白文の石のハンコ。
書道の字に合わせるために何種類か作った。
ハンコを作りながら思うこと。
ー応用と融通が必要だなー
基本と単純な作業を繰り返しながら生まれる、
応用と融通。
最初は彫るのがキツかった細い線も
どんどん彫るのが楽しくなって行く。
キツいかもしれないけど、
何でも、やり続けないと、
応用と融通が出て来ない。
その先の楽しさも生まれない。
もっと楽しむために、
必要ないことはまだまだ沢山ある。
絵、書、落款、パソコン、動画、カメラ…
勉強したいことばかり。
昨日はゴム板を買ってきた。
やりたい事も増えて行く。
「蓮」/蓮に近づく

篆字の「蓮」。
とても難しく、練習を続け、
書けば書くほど、奥の深い世界にはまっている。
篆字の美しい造形。
字は、何かを伝えるために生まれ、
変化し続けている。
ー美しいー
書きながら、何度も思う。
今は、活字を見る機会が多く、
記号のように、字を読むけれど、
昔、字は感じるものだった。
感じながら、感動しながら、
書き続けたい。

ギュッと実の詰まった、
蓮の蜂巣のように、
充実した蓮を書きたい。
書きながらもっともっと蓮に近づきたい。
蓮ー芽吹くー/うれしく 素直に

蓮の蕾の中に、蓮の字を書いた。
これから開き、展開して行く蕾の姿。
それぞれ内に秘めた思いがある。
その思いが光り、
蕾が開き、花が咲きますように。
願を込める。

まず、自分から光らないと。
自分の内側の光を見つめ、
広がり、大きくなるように。
描くと言うことは、
光を見詰めること。
光を見詰めていると、
自分の内側の光が反応する。
それを描き表現する。
うれしく、素直に。
蓮になる/真っ直ぐに明るい方へ

スッと真っ直ぐに立つ蓮の花。
10年以上観続けて、
撮り続けて、
そして描き続けてきた。
最近は、墨で、
蓮の文字と絵を描き続けている。
墨と筆が、
私の心をそのままに表す。
嘘はつけない。

感動の強さ、
真摯な心。
もっと本物の蓮のように。
明るく咲く姿を
書と絵で表したい。

展示会のご案内/kahogo.展 vol.2
久しぶりに東京で絵を展示します。
「縁起」(えんき)
連作2点を展示します。
絵を観て感じて頂けたらうれしいです。

『kahogo.展 vol.2』
【会期】7月16日(土)〜7月31日(日)
【営業時間】
火、木、土、日10:00~17:00
【会場】kahogo ギャラリー
〒176-0012
練馬区豊玉北4-22-1 2階TEL03-6861-4710
kahogo projectに参加頂している19名のアーティストによる作品を展示・販売します。


蓮/今の蓮 今の私

前日に描いた絵を一日見詰め、
もっと蓮らしく。
そう感じながら描く。
蓮の花びらの硬さ、
香り、キュッとした緊張感。
一生かけて、
本物の蓮を描けるようになりたい。
日常生活、料理も掃除も、
良い蓮を描くためにする。
全部繋がってる。
50歳になってやっと描けた、
今の蓮。
もっともっと描き続ける。
色々あって、
病気もしたけど、
全部無駄ではなかった。
これまでの全てを絵の中に込めたい。
そして描きながら、
理想の自分に近づいて行く。
蓮の字と絵/蓮の字から生まれた蓮の花

ここ数年は、書と向き合っている。ジッと、見詰め続けてる。
何かを掴みたいと思いながら。
「あ」と少し何かを掴みかけてきた。
まだまだだけれど、書き続ける過程を表して行こうと思う。
見守っていただけたらうれしいです。
蓮の字から生まれた蓮の絵。
次は蓮の絵から生まれる蓮の字を書きます。
展示販売のご案内/TSUTAYA福岡西新店 SHARE LOUNGE

福岡市早良区西新5-2-8
092‐851‐5001
西新駅より徒歩3分
【営業時間】
TSUTAYA:9:00〜22:00
SHARE LOUNGE(3F):9:00〜21:00



寅/見据える 掴む

