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大きな作品の撮影に大変苦労している。
まだまだ試行錯誤中。
特に金や黒を使った作品は反射して難しい。
難しいけれど、撮影の仕方、
光の具合によって変わる絵の表情も楽しめる。
白を際立たせるためには明るさが必要。
明る過ぎても色が飛んでしまう。
晴れた日は、
窓際に半透明のシャワーカーテンをかけて撮影。
本当は、丁度良い感じの天気の時に撮影ができれば良いけれど、
締め切り直前まで描いている事が多いので、
光に合わせて工夫が必要。
これは、上と同じ作品を、
晴れている時に、窓から少し離れた場所、
作品の手前に反射板(百均の天ぷらガード)を置いて
太陽を作品に反射させて撮影したもの。
金が光ってる。
一眼レフカメラで撮影。
横からの光のものも撮影しておく。
金の光にグラデーションが出て、
幹の色も黒く、グッと重厚感がある。
雲の金を光らせたかったので、窓際で撮影。
80号の作品は家具があって、ギリギリ。
脚立に乗って、スマホを使い自撮り棒で。
沢山撮影して、平行に撮れているものを選んだ。
(百均のリモコンシャッターはとても便利。)
上下逆にして下から光を太陽を当てるとまた表情が違う。
撮影の苦労はまだまだ続く。
工夫しながら上達したいけれど、
いつかプロの方にお願いできるようになりたい!
ここ数年、制作と撮影をバタバタと繰り返し、
整理されていない作品画像が5000枚ほどの写真がまだある。
毎日、20分ずつ、分類作業中。
制作以外の事務的な作業もとても大切。
ひとつひとつ、不器用だけど、
自分の成長を楽しみながらやって行きたい。

「降り立った猫」アクリル 100×150mm 2010 水彩紙
木から飛び降りる猫。
これから始まる事と、今でやって来た事、
未来と、過去の間に立ちながら、
「行くぞ!」という思いで描いた絵。
分かってもらえるかな?と思ったけれど、
この絵を、気に入って、購入して下さる方がいらした。
ありがとうございます。
かわいいだけではない猫の姿。
その動きからもらえるエネルギーを
これからも描き続けて行きたい。
数ヶ月前から作品を見返し、
過去の大量の写真の整理している。
描くことに熱中し、
事務的な事が疎かになっていた。
溜めてしまった。
やっと描きながら事務的なことも進めていくリズムが
少しづつ分かってきた。
まだまだ工夫が必要。
続けるためのリズム。
「行くぞ!」
というやる気と一緒に、
冷静さを身につけたい。
10年前には思わなかったこと。
降り立った猫の鋭い目。
冷静に今を感じながら
しっかりと前を向いて進みたい。
「神宮外苑」320×407㎜ アクリル 水彩紙 2010
黄色に染まる神宮外苑、銀杏並木。
とても好きな景色で、
東京に住んでいる時は毎年見にいっていた。
10年前の作品。
過去の作品を整理整頓しながら、
描いた時の気持ちを思い出す。
この場所は何度も絵に描いていた。
久しぶりに買ったアクリル絵の具のセット。
全部の色が使いたくて、
いろんな色を使って描いた。
描くのがうれしくてしょうがない。
描いた時の気持ちが蘇る。
この絵は10年前の個展でご購入頂いた作品。
活躍しているだろうか?
絵のある場所にいる方が、この大変な時に、
無事に、明るく過ごされているように願う。
絵を観て、
少しでも心が明るくなってもらえればうれしい。
私には観るたびに心が明るくなる絵があった。
古い古い一枚の絵。
これは私が生まれた時から実家にある絵。
影響を受けているのが分かる。
道の先にある、
ステンドグラスのある教会。
記憶にある時から好きな絵。
観るとなんとなく、
ワクワクした気持ちになっていた。
道の先には何があるのか、
突き当たりは曲がれるのか?
そんなことを想像していた。
この絵にどれだけ励まされただろうか。
絵を通じて、きっと光は届く。
「夕立」アクリル絵の具 545×788mm 1997
不思議と迷いなくさーっと描けた
20年以上も前の絵。
夜のイタリアレストラン、テラス席。
雷と、雨と、風、
驚きと、冷たさと、爽やかさ、
笑い声と雷の音。
絵に描いたので記憶が鮮明の残っている。
涼しい風がサーッと吹いて、
雷が鳴が鳴る。
空が光り、
雨がザーザー降ってきた。
なんだか面白くて
パラソルの下、
ゲラゲラ笑いながらご飯を続けた。
足元にだんだん水が溜まってしまって、
室内へ。
今はもうない、
マイカル本牧の思い出。
雨が降るだけで笑う、
若い日の思い出。
時は経つ、変化する。
「懐かしさ」
心の中のとても良い感触。
遠くから白鳥がスーッとやって来た。
池の縁、すぐ目の前まで。
間近で見ていて思い出した。
昔の記憶。
最初の記憶に近いかも3歳の頃に、白鳥に噛まれている。
あれからずっと白鳥が怖かった。
ジーッとこっちを見て、去って行った。
片足がペロンと外に出てた。
水掻きが、ハッキリと見えて、なんかスゴイ!!と感動。

やはり美しいシルエット。
頭の中で、白鳥の湖のオーケストラの演奏が流れてきた。
間近で見ると逞しかった白鳥も遠くから見ると優雅に見えた。
とってもきれいだよ。
人も動物も、角度と距離でかなり印象が違う。
色々観察しつつ、なるべく良い角度で、
人の良いところも認めて行こう。
「蓮の夢」No.28 アクリル 600×300 キャンバス
蓮の立ち姿を
単純な色と線で表現した
「蓮の夢」のシリーズ。
色と形が響き合う。
「蓮の夢」No.33 アクリル 600×300 キャンバス
どこまでも続き
重なる蓮の葉
山並みのように見える。
その間から
蓮の花が姿を表す
明るい方へ。
「蓮の夢」No.31 アクリル 600×200 キャンバス
何度も塗り重ねた下地に
下描きをせずに線を引く。
その緊張感
弦楽器のような
線の震え。
「蓮の夢」No.29 アクリル 600×200 キャンバス
「すっと立つ、バレリーナのよう。」
絵画展でのお客様の感想がとてもうれしかった。
蓮の立つ姿が
それぞれの心に映り込みますように。