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アクロス福岡メッセージホワイエ/円の中で

どーーん。
まるでお寺の柱のよう。
アクロス福岡2階 メッセージホワイエには
大きな柱が並んでた。
何本だった?

 

思い出せず、
絵画展「どこからどこへ」を終えて2ヶ月、
改めて会期中に撮った会場の写真を眺めてみた。

 

丸い柱の数は3本。

 

アクロス福岡 メッセージホワイエが
とても個性的な空間だったので、
写真をいくつか選んでみた。

 

アクロスができた当時は
この場所に水槽があったらしい。

 

ここを中心にして、
天井の形も、床も、
円が広がって行く。

 

絵で表現したかった、
生きるよろこび。
うれしさや、爽やかさも、
広がる円のように
ここから広がって行けば良いのに。

 

どれぐらい大きな水槽で、
どんな魚が泳いでいたのか。

 

広がる波紋のように、
円の形が、
壁に伝わってる。

 

メッセージホワイエの反対側は交流ギャラリー。
「どこから どこへ」の会期中は使われてなかった。

 

階段のところに地図が。

 

 

 

階段の下、一階の観光案内所には九州各地のパンフレットが沢山!!

 

コミュニケーションエリアでは、
美味しいコーヒーやケーキもある。
ここは、知らない方も多いのでは。

 

「絵が見えたので」
この入り口から入って 絵を見てくださった方も。

 

7日間で500人の方が絵の前で足を止め、
興味を持って絵を観て下さった。

 

本当にありがとうございました。

 

円が広がり続けるよう、
こらからも頑張ります。
2021-06-05 | Posted in blogNo Comments » 

 

芍薬/花に呼ばれる

舞鶴公園の芍薬牡丹園。

 

爽やかな季節、
4月の終わり
少し暖かくなり始めた頃になると、
花に呼ばれて落ち着かない。

 

咲いてるよ。
遠くから呼ばれる。

 

 

いつものように、
しっかりと 美しく咲いてた。
散歩のついでに、

今年は3回、会いに行った。

美しい花を観ると、
自分の内側の何かが反応する。

 

感動は生きている実感だ。

 

この内側の何かを
捕まえて描きたいと
いつも思っている。

 

伝わってくるエネルギー、
反応する自分の内側の何か。

 

全てのエネルギーは、
関係しあって、
その姿を変化させながら成長し、
生き続けて行く。

 

内側の何かが反応し、
目覚める。

 

 

「芍薬」アクリルAcrylic Paint 158×227mm キャンバス2014

 

以前に描いた、芍薬の絵。
現在 過去 未来。
エネルギーは変化していく。
その姿を追いかける。

 

感動し、震え、変化して
落ち着く。
どこに落ち着くか、
どうなりたいか、
いつもしっかりイメージしておきたい。

今描いている絵の参考に、
芍薬の葉の観察をした。
薬にもなる牡丹と芍薬の葉。

 

種類によって、
大きさや硬さに差があることに気がついた。
そして、牡丹と芍薬の葉の違い。
牡丹の葉には ツヤがなく、芍薬の葉はツヤがある。

 

描くことを中心に生きていると、
毎日、気がつくことが沢山ある。
楽しくてしょうがない。

 

2021-05-22 | Posted in blogNo Comments » 

 

大樟に近づきたい/活躍する絵

 

この大樟の絵は今、
病院で活躍している。

 

描いたのは、
いつも私を励ましてくれる太宰府の大樟。
5年ほど前から描きたいと思っていたが
「描ける」
とは思わなかった。
あまりにも、大きく、畏れ多く感じた。

 

2年前、アクロス福岡での個展を計画し始めた時、
入り口の、一番最初の絵は「大樟」にしようと決めた。
写真を何枚も撮り、下絵を何枚も描いた。

 

40号のキャンバスに描き始めたのは昨年の秋、
あの樟の大きさ、持っているエネルギーを表現できず、
展示の10日前まで何度も直し、描き続けていた。

 

 

しっかりと地面に立つうねる幹。
腕のように太い枝が伸びていく。

 

人をぐっと救い上げる 手のような枝。
優しくそっと押す 手のような枝。

 

強くたくましい大樟の前で、
沢山の方が立ち止まり、
ずっとずっと眺めて下さる方が何人もいらした。
外からこの絵が見えたから、と入って来られる方も。

 

 

コロナ禍の中、絵が必要だと思い、
絵を探す中で、この絵に出会って下さった。

 

そのお話をうかがって、
とてもうれしかった。
絵は行くべきところに行ったのだと思った。
「もっと大きな樟を描いて下さい」
と言われた。
もっと大きな樟を描かないと。

 

まだまだ、本物の大樟のように描けていない。
技術だけではなく、
私は人としてもっともっと成長していく必要がある。

 

もっと、大きく、優しく、逞しく、穏やかに。
大樟に近づきたい。
2021-05-11 | Posted in blogNo Comments » 

 

円満に丸く

絵画展「どこからどこへ」を終えて、
あっと言う間に、一ヶ月がすぎました。

 

いらして下さった皆様、
本当に有難うございました。

 

アクロス福岡のメッセージホワイエは通路になっていて、
沢山の方が絵の前を通り過ぎて行くなか、
ほとんどの方、500人以上の方が絵の前で立ち止まり、
しっかり、じっくりと観て下さいました。

「和みました」「素晴らしいです」
など、沢山の方にうれしいお言葉をかけて頂きました。

 


絵を描く事は自分の世界に入ること、
どんどん孤独になることだと思っていたこともありますが、

 

表現することは人と繋がる事だと、
今回の絵画展で実感しました。

 

絵を通して、観て下さる方は
私の心を動かされたものを感じようとして下さる。
私の内側を知ろうとされてる。
とても幸せな時間でした。

 

最近は描きながら、
心を動かし、共鳴する、
絵を観て下さる方の表情が見える気がします。

 

そして表現する事への責任も感じます。
自分の内側から美しく、

 

まず感じることが役目です。

 

できるだけ、円満に丸く。
感じながら、繋がって行く。
おだやかに。
もっとmaruuらしくなっていきます。
2021-05-01 | Posted in blogNo Comments » 

 

絵画展maruu「どこから どこへ」が昨日から始まりました/絵を観て感じて下さい

 

絵画展maruu「どこからどこへ」が昨日から始まりました。

アクロス福岡2階、パスポートセンターの下です。 


44日まです。

沢山の方が立ち止まって、絵を観て下さってます。

ありがとうございます。

 

会場を出て見上げた天井です。

建物の内側の骨格、

アクロスはかっこいいです!

 


アクロスはエミリオ・アンバースさんの設計で、1995年に建てられたもの。
緑と近代的な建物が共存してます。
作られた時のコンセプトを知りたいと思いました。

 

絵を展示してあるスペースも半円形の凝った作り。

 

展示ペースの壁は写真では表現出来ない。
洒落柿色(私が近いと思った色)
この空間についてはまた紹介したいです。
住所は天神1-1-1
このようなところで絵を展示できてうれしいです。

 

《絵画展のご案内》
maruu絵画展「どこから どこへ」
アクロス福岡2階、解放されたロビーの壁面18mを使い、
大濠の蓮を中心に福岡の風景の絵を展示します。

 

日時:2021年3月29日(月)~4月4日(日)
   10:00~18:00(最終日 16:00)
   作家在廊 13:00~18:00
場所:アクロス福岡2階 メッセージホワイエ
    福岡市中央区天神1-1-1
2021-03-30 | Posted in exhibition, blog2 Comments » 

 

明日から個展が始まります/アクロス福岡2階 メッセージホワイエにて3月29日から

奥に個展をするアクロス福岡。

 

晴れた日の天神中央公園。
芝生は青く光り、濃い影が様々な形を作っていた。

 

そこにいつか見た水牛が川を渡る。

 

思う世界を自由に描く。

 

描きながら街の未来の姿が浮かぶ。
ずっと先の未来。
街は自然に還って行くかもしれない。

 

アクロスがインカの遺跡のように見える。
ビル達は緑に覆われ、木々が育ち、動物達が行き交う。
その世界で人々と動物が
おだやかに笑顔で暮らしていることを願う。

 

《絵画展のご案内》

「maruu絵画展「どこから どこへ」

日時:2021年3月29日(月)~4月4日(日)

            10:00~18:00(最終日 16:00)
作家在廊 13:00~18:00
開催初日は搬入日のため、
開催時間に遅れが生じることがあります。

場所:アクロス福岡2階 メッセージホワイエ
福岡市中央区天神1-1-1

アクロス福岡2階、解放されたロビーの壁面18mを使い、
大濠の蓮を中心に福岡の風景を展示します。

心が変化する様子を観て頂きたいです。

 

2021-03-28 | Posted in exhibition, blogNo Comments » 

 

「蓮の音」一から三/心が変化する様子

3月29日からのアクロス福岡での個展で、
「蓮の音」シリーズの一から三(合計5.5m)も
会場の18mの壁面にズラリと並べます。

アクロスでの個展を計画したのは、一昨年の秋。
まだコロナのことを知る前で、
「どこから どこへ」
と言う題名を考えた時も、少しでも前へ、
目標へ向かって進もう、と明るく考えながら
「蓮の音 一」の絵を描き始めました。

 

「蓮の音 一」410×1272  (6号4枚 )アクリル キャンバス

 

年が明けて「蓮の音 二」を描いている頃、コロナの感染が確認され不安を感じるようになってました。

 

「蓮の音 二」530×727×30mm 連作2枚(20号2枚)

 

「蓮の音 三」を描いていた3月は、緊急事態宣言が出される直前。
怖くて怖くて、心が暗く染まる時もありましたが、
前向きに!
と自分を奮い立たせながら描きました。

 

「蓮の音 三」970×1455×30mm 連作2枚(80号2枚)

 

一から三へと、開く花は減り蕾が増え、

緊張感が増し、蓮の密度は濃くなりました。

不安だから描く。
不安だから描く対象、そして自分とより強く向き合える。

心が変化する様子を観て頂きたいです。

《絵画展のご案内》

 

「maruu絵画展「どこから どこへ」

アクロス福岡2階、解放されたロビーの壁面18mを使い、
大濠の蓮を中心に福岡の風景を展示します。

 

日時:2021年3月29日(月)~4月4日(日)
10:00~18:00(最終日 16:00)
作家在廊 13:00~18:00
開催初日は搬入日のため、
開催時間に遅れが生じることがあります。

 

場所:アクロス福岡2階 メッセージホワイエ
福岡市中央区天神1-1-1

2021-03-21 | Posted in blogNo Comments » 

 

可也山を描きに/安心が土台となる

電車に乗って 可也山を描きに行った。
外で絵を描くのは、二十年ぶりぐらいかもしれない。
最近は体力もつき、とても元気になって、
ずっとやりたかった事を次々と実現してる。

9月の展示会、10月はふたつの公募展に応募することができた。
(落選してしまいましたが)
今月は、来年の3月に個展をする予定のアクロス福岡へ、
個展の宣伝用の絵を提出するため、
毎日、思い存分絵を描く生活をしていた。

絵を描く疲れは気持ち良い。
肩も痛くなるけれど、
その痛みすらうれしい。

沢山描きたいけれど、無理は良くない。
これから何十年もずっと長く描き続けるために。
整体で、描く生活に合う運動の指導も受けている。

休みながら描く、
合間にリラックスする体操をする。
歩く。
少しずつリズムができてきた。


電車に乗って、一貴山駅へ。
目の前に広がる田んぼの景色。
綺麗に植えられた苗が並ぶ。

浜まで20分。
この浜は4回目。
内海の穏やかさにいつもホッとする。

曇り空、
海と空が溶け合っていた。

砂浜に、
血管のような跡がどこまでも続いてた。

人も木も基本はこの形だ。

小さな流れが大きな流れに、
大きな流れが小さな流れになる。
小さな流れが大きな流れに、
集まって集まって大きな海になる。

地球の営み。

そして、お目当の可也山。
静かな海に、
逆さまに映る山。

大きな山も視界に入れると小さく感じる。
でも、心で感じようとすると、
山は心の中で、ずっしりと重く、
とてもとても大きい。

この重さが、心の中の安心になる。
この安心が土台となる。

日本は大きな大きなひとつ山。
その山の一部を、象徴として描きたい。

生き生きとした樹々が 生き物が育つ山に、
私たちは育まれてる。
この山があるから大丈夫。
この山に応える生き方をしないといけない。

この山に生かされてる事をよろこび続け、
その事を感じながら、
日々を過ごし、
そのよろこびを描きたい。

毎日の生活が私の絵になって行く。

写真を見ながら描くよりも、
実物を観て描くと気がつくことが沢山ある。
感動も沢山する。

筆の動きが早く、
絵の具を乗せる手に、
ぐっと力が入る。

山のエネルギーが伝わって来た。

心が、すーっと落ち着く瞬間。
普段は遠くの景色を見る機会が少ない。

リラックス。
自然を前にするとやさしくなれる。

人工的な硬い世の中は、
ひとを意地悪にする。
何でも自分の思った通りになる気がして、
ならないことに文句を言う。

海と空と山を観ていると、
謙虚にならないと、と思わされる。

帰りも畑の間を歩く。
ブロッコリーの畑。
いつも何気なく、買って食べているけれど、
誰かが手間をかけて育ててくれている。

立派な葉が太陽に向けて広がり、
精一杯生きてる。

もっと感謝をして、食事をしようと反省した。
畑の向こうに家が立ち並び、
煙が空に上がって行く。
人の営みを観ている。

駅の前の民家の軒先に座るおばあさんに、
しっぽを立てた猫が寄って行き、
おばあさんがやさしく猫を撫でていた。

何気ない日々の景色。
どの瞬間も、美しい。
2020-11-30 | Posted in blogNo Comments » 

 

蓮展を終えて/通じ合ううれしさ

 


おかげさまで「蓮展」を無事に終了しました。
沢山の方にいらして頂き、ありがとうございました。

 

絵を介して、皆様と通じ合えるうれしさをしみじみ感じました。
エネルギーを沢山頂き、おかげさまで創作意欲が増しました。

 

 

「蓮の音」の連作も展示させて頂きました。
全部を並べると思っていたより迫力があり、
「すごい」
と驚いて言って下さる方も多く、
とてもうれしかったです。

 

自然光の美しさ、

光の差し方で変化する絵の表情も楽しめました。

夕方になると、外の緑も絵も、

グッと落ち着いた雰囲気になりました。

 


一緒に展示会をさせて頂いたAkoyaさんの暖簾のような作品。
光に透けてとても綺麗。
みなさんが注目されて、
「何で描かれたのですか?」
と何人もの方から質問されました。

 

Akoyaさんには本当に良くして頂きました。

 

会場のレイアウト、蓮の生花、全部考えて準備して下さいました。
本当にありがとうございます。

 


4日間、お天気にも恵まれ、
緑溢れるギャラリーはとても気持ちよく、
沢山の方との出会いがありました。
無事に終了し、帰り道、
「楽しかった」
と何度も、娘に呟きました。

 

絵を真剣に眺め、興味を持って質問して下さる方も、
沢山おられました。

 

描いた絵を熱心に観て頂き、
絵を求め、応援して下さる。
これからの創作活動の原動力です。

 

皆様に応える絵を描かないとと思います。

 

もっと良い絵を描けるよう

精進して行きます!

2020-10-01 | Posted in blogNo Comments » 

 

蓮展が始まりました。

おかげさまでお天気にも恵まれて、「蓮展」が始まりました。

蓮の咲く、大濠公園近くのギャラリーBINで「蓮展」を開催しております。

布作家のAkoyaさん @akoya.life との二人展です。

2020.9‪25日(金)〜928日(月)‬

‪11:0018:30(最終日は16:00まで)

会場:GALLERY BIN

福岡市中央区赤坂2丁目62705 バスコ赤坂店2F‬‬


看板を目印にいらして下さい。


窓を開けてお待ちしてます。

御来場の際はマスクの着用をお願いいたします。

蓮の世界を楽しんで下さい。

2020-09-25 | Posted in blogNo Comments » 

 

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