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絵画展maruu「どこからどこへ」が昨日から始まりました。
アクロス福岡2階、パスポートセンターの下です。
4月4日まです。
沢山の方が立ち止まって、絵を観て下さってます。
ありがとうございます。
会場を出て見上げた天井です。
建物の内側の骨格、
アクロスはかっこいいです!
アクロスはエミリオ・アンバースさんの設計で、1995年に建てられたもの。
緑と近代的な建物が共存してます。
作られた時のコンセプトを知りたいと思いました。
絵を展示してあるスペースも半円形の凝った作り。
展示ペースの壁は写真では表現出来ない。
洒落柿色(私が近いと思った色)
この空間についてはまた紹介したいです。
住所は天神1-1-1
このようなところで絵を展示できてうれしいです。
《絵画展のご案内》
maruu絵画展「どこから どこへ」
アクロス福岡2階、解放されたロビーの壁面18mを使い、
大濠の蓮を中心に福岡の風景の絵を展示します。
日時:2021年3月29日(月)~4月4日(日)
10:00~18:00(最終日 16:00)
作家在廊 13:00~18:00
場所:アクロス福岡2階 メッセージホワイエ
福岡市中央区天神1-1-1
奥に個展をするアクロス福岡。
晴れた日の天神中央公園。
芝生は青く光り、濃い影が様々な形を作っていた。
そこにいつか見た水牛が川を渡る。
思う世界を自由に描く。
描きながら街の未来の姿が浮かぶ。
ずっと先の未来。
街は自然に還って行くかもしれない。
アクロスがインカの遺跡のように見える。
ビル達は緑に覆われ、木々が育ち、動物達が行き交う。
その世界で人々と動物が
おだやかに笑顔で暮らしていることを願う。
《絵画展のご案内》
「maruu絵画展「どこから どこへ」
日時:2021年3月29日(月)~4月4日(日)
10:00~18:00(最終日 16:00)
作家在廊 13:00~18:00
開催初日は搬入日のため、
開催時間に遅れが生じることがあります。
場所:アクロス福岡2階 メッセージホワイエ
福岡市中央区天神1-1-1
アクロス福岡2階、解放されたロビーの壁面18mを使い、
大濠の蓮を中心に福岡の風景を展示します。
心が変化する様子を観て頂きたいです。
3月29日からのアクロス福岡での個展で、
「蓮の音」シリーズの一から三(合計5.5m)も
会場の18mの壁面にズラリと並べます。
アクロスでの個展を計画したのは、一昨年の秋。
まだコロナのことを知る前で、
「どこから どこへ」
と言う題名を考えた時も、少しでも前へ、
目標へ向かって進もう、と明るく考えながら
「蓮の音 一」の絵を描き始めました。
「蓮の音 一」410×1272 (6号4枚 )アクリル キャンバス
年が明けて「蓮の音 二」を描いている頃、コロナの感染が確認され不安を感じるようになってました。
「蓮の音 二」530×727×30mm 連作2枚(20号2枚)
「蓮の音 三」を描いていた3月は、緊急事態宣言が出される直前。
怖くて怖くて、心が暗く染まる時もありましたが、
前向きに!
と自分を奮い立たせながら描きました。
「蓮の音 三」970×1455×30mm 連作2枚(80号2枚)
一から三へと、開く花は減り蕾が増え、
緊張感が増し、蓮の密度は濃くなりました。
不安だから描く。
不安だから描く対象、そして自分とより強く向き合える。
心が変化する様子を観て頂きたいです。
《絵画展のご案内》
「maruu絵画展「どこから どこへ」
アクロス福岡2階、解放されたロビーの壁面18mを使い、
大濠の蓮を中心に福岡の風景を展示します。
日時:2021年3月29日(月)~4月4日(日)
10:00~18:00(最終日 16:00)
作家在廊 13:00~18:00
開催初日は搬入日のため、
開催時間に遅れが生じることがあります。
場所:アクロス福岡2階 メッセージホワイエ
福岡市中央区天神1-1-1
電車に乗って 可也山を描きに行った。
外で絵を描くのは、二十年ぶりぐらいかもしれない。
最近は体力もつき、とても元気になって、
ずっとやりたかった事を次々と実現してる。
9月の展示会、10月はふたつの公募展に応募することができた。
(落選してしまいましたが)
今月は、来年の3月に個展をする予定のアクロス福岡へ、
個展の宣伝用の絵を提出するため、
毎日、思い存分絵を描く生活をしていた。
絵を描く疲れは気持ち良い。
肩も痛くなるけれど、
その痛みすらうれしい。
沢山描きたいけれど、無理は良くない。
これから何十年もずっと長く描き続けるために。
整体で、描く生活に合う運動の指導も受けている。
休みながら描く、
合間にリラックスする体操をする。
歩く。
少しずつリズムができてきた。
電車に乗って、一貴山駅へ。
目の前に広がる田んぼの景色。
綺麗に植えられた苗が並ぶ。
浜まで20分。
この浜は4回目。
内海の穏やかさにいつもホッとする。
曇り空、
海と空が溶け合っていた。
砂浜に、
血管のような跡がどこまでも続いてた。
人も木も基本はこの形だ。
小さな流れが大きな流れに、
大きな流れが小さな流れになる。
小さな流れが大きな流れに、
集まって集まって大きな海になる。
地球の営み。
そして、お目当の可也山。
静かな海に、
逆さまに映る山。
大きな山も視界に入れると小さく感じる。
でも、心で感じようとすると、
山は心の中で、ずっしりと重く、
とてもとても大きい。
この重さが、心の中の安心になる。
この安心が土台となる。
日本は大きな大きなひとつ山。
その山の一部を、象徴として描きたい。
生き生きとした樹々が 生き物が育つ山に、
私たちは育まれてる。
この山があるから大丈夫。
この山に応える生き方をしないといけない。
この山に生かされてる事をよろこび続け、
その事を感じながら、
日々を過ごし、
そのよろこびを描きたい。
毎日の生活が私の絵になって行く。
写真を見ながら描くよりも、
実物を観て描くと気がつくことが沢山ある。
感動も沢山する。
筆の動きが早く、
絵の具を乗せる手に、
ぐっと力が入る。
山のエネルギーが伝わって来た。
心が、すーっと落ち着く瞬間。
普段は遠くの景色を見る機会が少ない。
リラックス。
自然を前にするとやさしくなれる。
人工的な硬い世の中は、
ひとを意地悪にする。
何でも自分の思った通りになる気がして、
ならないことに文句を言う。
海と空と山を観ていると、
謙虚にならないと、と思わされる。
帰りも畑の間を歩く。
ブロッコリーの畑。
いつも何気なく、買って食べているけれど、
誰かが手間をかけて育ててくれている。
立派な葉が太陽に向けて広がり、
精一杯生きてる。
もっと感謝をして、食事をしようと反省した。
畑の向こうに家が立ち並び、
煙が空に上がって行く。
人の営みを観ている。
駅の前の民家の軒先に座るおばあさんに、
しっぽを立てた猫が寄って行き、
おばあさんがやさしく猫を撫でていた。
何気ない日々の景色。
どの瞬間も、美しい。
おかげさまで「蓮展」を無事に終了しました。
沢山の方にいらして頂き、ありがとうございました。
絵を介して、皆様と通じ合えるうれしさをしみじみ感じました。
エネルギーを沢山頂き、おかげさまで創作意欲が増しました。
「蓮の音」の連作も展示させて頂きました。
全部を並べると思っていたより迫力があり、
「すごい」
と驚いて言って下さる方も多く、
とてもうれしかったです。
自然光の美しさ、
光の差し方で変化する絵の表情も楽しめました。
夕方になると、外の緑も絵も、
グッと落ち着いた雰囲気になりました。
一緒に展示会をさせて頂いたAkoyaさんの暖簾のような作品。
光に透けてとても綺麗。
みなさんが注目されて、
「何で描かれたのですか?」
と何人もの方から質問されました。
Akoyaさんには本当に良くして頂きました。
会場のレイアウト、蓮の生花、全部考えて準備して下さいました。
本当にありがとうございます。
4日間、お天気にも恵まれ、
緑溢れるギャラリーはとても気持ちよく、
沢山の方との出会いがありました。
無事に終了し、帰り道、
「楽しかった」
と何度も、娘に呟きました。
絵を真剣に眺め、興味を持って質問して下さる方も、
沢山おられました。
描いた絵を熱心に観て頂き、
絵を求め、応援して下さる。
これからの創作活動の原動力です。
皆様に応える絵を描かないとと思います。
もっと良い絵を描けるよう
精進して行きます!
おかげさまでお天気にも恵まれて、「蓮展」が始まりました。
蓮の咲く、大濠公園近くのギャラリーBINで「蓮展」を開催しております。
布作家のAkoyaさん @akoya.life との二人展です。
2020.9月25日(金)〜9月28日(月)
11:00〜18:30(最終日は16:00まで)
会場:GALLERY BIN
福岡市中央区赤坂2丁目6−270−5 バスコ赤坂店2F
看板を目印にいらして下さい。
窓を開けてお待ちしてます。
御来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
蓮の世界を楽しんで下さい。
Akoya.maru「蓮展」2020〜真っ直ぐに立ち 花を咲かせる
蓮の咲く、大濠公園近くのギャラリーBINにて、「蓮展」をいたします。
布作家のAkoyaさんとの二人展です。
蓮展まで、一週間になりました。
久しぶりの展示会。
緊張とともに、ワクワクとしてます。
絵を観ていただける事がとても楽しみです。
2020.9月25日(金)〜9月28日(月)
11:00〜18:30(最終日は16:00まで)
GALLERY BIN
福岡市中央区赤坂2丁目6−270−5 バスコ赤坂店2F
TEL 092-732-5930
1階は洋服屋のバスコさんです。
急な階段を登って頂いて、2階になります。
来週末は雨予報。
どうぞお足元に気おつけていらして下さい。
沢山の方に絵を見て頂けたらうれしいです。
下を向いて、他をバカにしたり、いじけたりしない。
上へ、明るい方へ、
エネルギーを正しく使う。
蓮も人も、それぞれ咲く場所によって環境が違う。
環境によって咲き方も違う。
小さかったり大きかったり、高かったり低かったり。
それぞれの場所で精一杯咲く。
人間はなぜ、エネルギーを正しく使えないのか。
もらったエネルギーを正しく使えず、
自分の都合で使おうとして、
上手く使えずかっかしてる。
かっかしてる時は、
自分のことだけを考えている。
その事を反省すれば、
やるべき事が見えてくる。
人がどうのこうのより、
自分がもっと優しくなる努力をしよう。
怒った時、傷ついた時こそ、
その対局にある自分の理想を見つめよう。
優しい顔と優しい声の真似をしよう。
そしてさっさと、
今自分ができることに注目しよう。
さあ、次はどの色を使って描くか。
受けたエネルギーを描くことに使う。
今月末の蓮展に向けて、
蓮を描き続けている。
大事な事を少ない言葉で伝えるように、
単純な色と、単純な線で表現したいと思った。
線で思い出すのは、ピカソのゲルニカだ。
14歳の時にスペインで観ることができた、
まだ中学生だった。
ただの線なのに、かっこいい、美しい。
「すごい!!」
戦争を描いていることは分からなかったけれど、
悲しみが伝わってきた。
絵は思いの再生機だ。
観るたびに大切な事を、
人を思い出す。
香りも音もしたら良いのに。
描くために、伝えるために、
私はもっと震えないといけない。
ジーンと。
その震えを線にしないと。
もっと苦しく、もっとうれしく。
色々な事を感じて生きる。
生きている実感を
色と線で表し続ける。
「蓮の夢」no.12
「どうしたらもっと自然を表すことができるのか」
自然は心の奥を震わす何かを持っている。
その自然を描き届けたい。
「蓮の夢」no.10
これは掌サイズのキャンバスに描いた絵。
「蓮の夢」のシリーズでは、
単純な色と線で表現できないか挑戦してる。
ごちゃごちゃと語るのではなく、
少ない言葉で大切な事を伝えるように。
「蓮の夢」no.9
もっと自然に触れよう、感じよう。
観て、聞いて、香る。
思い出しながら何度も何度も再生しよう。
「蓮の夢」no.15
描きながら、
まだまだ表現できていない事に気がつき、
もどかし過ぎて苦しい。
でも描き続けないと先に進めない。
苦しいと感じる時は、
目標を忘れている時だ。
描きながら、
転換力を身につける。
「自然の本質を表すようになる!」
その事を何度も何度も思い出すために悩んでる。
一生悩み思い出し、
転換し描き続けよう。