青い栗/感じて描く
夏の暑さを
私たちと一緒に乗り越えた青い栗。

成長する姿を見て。
青い棘の美しさを描きたかった。

全身で季節を感じ、
その実を大きく育てていく。

感じて育てる。
生きることで大切なことは、
感じること。
青い栗がおしえてくれる。
やさしさはー
相手の心を感じること。
健康もー
自然や自分の体を感じること。
幸せもー
生きてること、
生かされていることを感じること。
一瞬一瞬を感じ、
その積み重ねが絵となっていく。

青い栗の棘は柔らかくしなやかだ。
青い栗の棘の先のような触覚を
すこし丸めて やさしくして
しなやかに世界のすべてを
全身で感じて描いていきたい。
―作品情報―
「青い栗」
・画材:色鉛筆
・素材:水彩紙
・サイズ:100mm(正円)×15mm
額 287×378mm
・制作年:2010年
ー作品についてー
丸窓の中に、四季の花を描く「丸の中の花」のシリーズ作品の中の一枚です。
まだ成長途中の青い栗。日差しを受けて成長する姿を「かわいい」と思いながら描きました。
根を張り生きる植物のエネルギーをいただいて生きてきた私達。
栗への感謝も忘れない。

―丸の中の花 作品コンセプト―
丸窓の中にそっと咲く花々の世界
季節の移ろいを知らせながら、
見る人の心に、やさしく寄り添う
ーーー
Instagramでも作品を紹介してます。
#maruartworks → https://www.instagram.com/maruartworks
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