可也山を 描く/ いつも空を観て空を描く


糸島の可也山を描きに行った。

これ以上のない最高の良い天気。

空は青く、

あまりにも大きく、美しかった。

凄すぎて圧倒された。

青い空と海。

深い緑の可也山は、

海と空の間で、堂々としていた。

描いていると、

分からなくなってきた。

空も海だし、

海も空だ。

全てが関係し、繋がり、混ざり合う。

実は、外で描くのは30年ぶり。

なんとパレットを忘れてしまったけれど、

体が迷わず、勝手に動いて描き出した。

絵の具を直接紙に、色をのせる。

色が光り、動き出す。

どうしよう。

世の中は、あまりにも美しく、

大きく、素晴らしすぎる。

描いても描いても描ききれず。

素晴らしさは、表現しきれない。

怖いぐらいの美しさに震えながら、

描き続ける。

空を描くのはいつだって気持ちいい。

私が描く風景には、

いつも空がある。

その場所の、その時にしかない、

特別の空が。

2023-11-12 | Posted in blogNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment